2003年9月30日(火) 課題はお早めに
日記2日目です。
これを書いてるのは2日目じゃないってのは皆の秘密です。

さてさて、明日に会社の内定式を控え、
そのクセ提出課題が出来ていないという緊迫した状況の中、
とりあえず午前中に散髪いってきました。
キッチリして見えるようにとかチョチョっと注文して
散髪を開始して貰ったわけですが、
お店のお兄さん僕の頭を見て何やら手を出しにくそうにしてます。
そこで思いついて一言。
「この頭友達にバリカンで刈ってもらったんで
 今の形に拘らずカットしちゃって下さい」
「あー」
50音のうちのたった1音で非常に解かりやすい感想を
仰ってくださいました。只者ではありません。
まぁ確かにサークルの後輩20人位にバリカンして貰った頭なので
ロクでもない頭だったのは否定できないのですが。
その後いくらか話をしつつ、かなりいい感じにカットして貰いました。

そして昼食で舌を一寸火傷しつつ山盛り食べ、お昼寝。
課題しましょう、自分。
いえ、眠い時は寝て、体調万全にして行動に移すんですよ。
起きて課題開始。無事に5時ごろ完了。
えぇ、10月1日の朝5時にね!
計画通り! と言いつつレッツ・スリーピング2時間!
どうなる内定式!

2003年9月29日(月) 誕生日
24歳の誕生日。
今日から日記なぞを付けようと思っている。

別に誕生日を迎えたから、というわけではなく、
偶然この日にある出来事があったから。
それで否応にも『生』について考えさせられた。

そのコは僕なんかよりもよっぽど活発で、
騒々しくて、元気で、そのくせ複雑な背景があっったらしく、
でもやっぱり、何より明るいコだった。
昔は気が弱くて前に出ることの少なかった僕を捕まえて、
おちょくっては輪に引き込んだりしてくれたコだった。

僕はまだ生きているけど、何もせず、頭を働かせているわけでもなく、
時間を無駄にしているとしか思えない時が多々ある。
それは根絶やしにするべきだ、とは思わないけど、
その時間を減らそうと思うこともなかった。
少なくとも行動には移さなかった。
でも、今となっては何だかこのままではいけない気がする。
そこで今をしっかり生きるために日記を付けることにした。
僕は意志が弱くて、多分思ってるだけでは何も変わらない気がするから。
毎日その一日をしっかり書き留めて、よい日もわるい日も、
自分の人生を刻んでいこうと思う。


夕方、サークル活動で合唱の練習をした。
何時もより声量は出なかった気がするけど、
何時にも増して精一杯、とにかくやたら歌った。
あのような出来事があったその日のうちだけど、
歌はきっと僕の人生の柱のひとつなので、休まず歌うことにした。
これからもずっと歌いつづけるつもり。
声を出していたらなんだか、何時もより音楽を感じられる気がした。

練習後、サークルの後輩達が誕生日を祝ってくれた。
バースデーソングを30人の合唱で聴き、
僕の趣味を盛り込んだ可笑しな誕生日ケーキを貰った。
あのコと別れを告げた日に誕生日を祝われるのもなんとも皮肉だけど、
何も知らない後輩達は凄く楽しそうに祝ってくれた。
仮に知ってたとしても同じように無邪気に騒いでくれそうだけど。
蝋燭でっかいの2本、小さいの4本で24歳を表す小さな炎。
あのコと同じ歳になった。
来年には追い抜いてしまうな、と思って一瞬表情に出そうになったけど、
多分大丈夫だったと思う。
それとは別に、誕生日を祝ってもらうのは純粋に嬉しかったので、
演技でもなんでも無く、はしゃいで騒いだ。
表情が曇りそうになるのだけは隠しつつ、
きっと今まで出一番複雑な心境の笑顔で蝋燭の炎を吹き飛ばした。

何はともあれ、一生懸命に生きていこうと思います。


最後に。楽しかった時間をありがとう。そして、さよなら。
僕はもうちょっと生きていきます。



(後日記)
何だか重ーい日記第1日目になってしまったけど、
きっかけがきっかけだから仕方ないよね。
しかも妙に美化されたような文になってて、読み返してなんだかなー。
基本的に何でも前向きで捉える性格してるからか、
考え直してもこれ以外の書き口が出てこない。
ちと恥ずかしい文だけど、自分の素直な表現なので残しておきます

その日最後は友人と電話し、酒を飲んで寝ました。星空が綺麗でした。
頑張っていきましょう!
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