前置き |
コーラスワークショップとは、コーラス《合唱》のワークショップ《参加者に自主的に活動させる方式の講習会》であり、
(社)全日本合唱連盟が毎年開催し、今回で15回目を数えるイベントです。
日本トップクラスの講師の方々に加え海外からも講師を迎え、
3日間合唱漬けという合唱好きにはそれこそヨダレものの祭典ですね。
そこで晴れの国の合唱連盟では、来年に迫る国体のオープニングでの大合唱もあってか、
このイベントに参加させて技術向上を計ろうとしたのでした。
そこで詳細は省略しますが、いくつか放った白羽の矢の一本がこの僕に刺さった、というわけです。
高レベルの合唱に触れられ、しかも県連盟の推薦付きなので
参加費、宿泊費、交通費全て支給! つまりタダ!
至福に満ちた3日間の旅の始まりです!
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5月2日(日) 初日 |
知り合いの車に乗せてもらうつもりが定員オーバーで残念賞。
しかし一人旅は久しくしてなく、望むところであったので問題無し。
忙しい日々から強制的に離されて、道中のんびり出来そうです。
当日、起床は4時30分。すでに全然のんびり出来てないのですがそれはそれ、
高知に昼前に着くにはこれくらい早起きしないといけないのです。
ちなみに移動手段は JR鈍行。交通費が支給されると分かっていても貧乏性ゆえ、
そして鈍行が好きゆえの選択です。後になって分かったのですが、交通費の支給は
JR特急を想定したものらしく、差額がそのまま手元に残ることとなったのでした。
もっとも5時間半程かけて約2000円浮かせる事が嬉しいかどうかは人によると思いますが。
そんなこんなで駅に行き、切符を買います。まだ買ってなかったんですよ。
みどりの窓口が朝5時には開いている事は確認済みですが。
そんなこんなで発車5分前に乗車。乗り遅れたら次の電車は2時間半後で完璧遅刻なのですが間に合ったので問題無しです。
マリンライナー1号は僅かな客を乗せ、静かに発進。天気は上々で景色が良く、
僕は一番前の車両で電車の進路が良く見える席をキープし気分も上々。
と思った3分後に乗車した客が視界をふさぐ等という事件もありつつ、
電車は瀬戸大橋を越え、幾つかの乗換えを挟み、四国の物理的中心部、つまり山岳地帯に突入。
線路は当然単線で、周りは山に囲まれ良い景色。もう山しか視界に入りません。
どのくらい徹底しているかというと、何も無い所で急に停車したと思ったら実はそこは駅だった、
というくらい何も無いです。更に言えば乗客は何故かお婆ちゃんがメインです。
しかも途中乗換えで45分待ち。
数年前に2度程行った、有名な観光名所『かずら橋』のミニチュアが駅ホームにあったりしましたが、
同時にこれでもかっ、て程の観光割引クーポン券が何種類も置いてあるのを見て「大変だなぁ」
と人事のように思ったりもしました。
さて、また無駄に文が長くなっているので以下省略しつつ、というか前日3時間程しか寝ていなくて道中寝てばっかりだった、
という現実を隠しつつ高知駅に到着。集合時間までまだ時間があったので市電に乗ったり、食事を取ったりしたのですが。
一人旅では、集団旅行ではありえない、何ともいえない不安感やワケの分からない高揚感が感じられてイイ感じ。
立ち止まってもひとり、歩いていてもひとり。少し淋しいけれども、周りの景色は全て僕に向かって投げかけられている。このミスマッチ!
一人旅も楽しいです。
そして今回の会場、高知市文化プラザ『かるぽーと』に到着。むちゃくちゃ立派な建物でびっくり。
日本でここまでの規模の高設備は2つ目だとか。へぇ。
知り合いを見つけて挨拶していたりすると、何と大学のサークルの後輩が来ている事が発覚。何とか会って合流しました。
聞けば彼もひとりで、高速バスで来たそうな。高速バス……その手があったか! 乗り換えも無くJR鈍行より遥かに高速で、
しかも値段もそう変わらないのです。失念無念。帰りは高速バスで。
そんなこんなで開会式。オープニングセレモニーとして、嫌に現代チックなよさこい踊り(踊りというかダンス。こんなモンなのかな?)が披露され、
その後講師紹介に。日本トップレベルの講師なのに、めちゃめちゃ面白い自己紹介が連発。何故そんなにハゲをアピールするのか。
そしてオープンシンギングという、1日最初のウォーミングアップといえるものです。講師が、早速スウェーデンからお招きした先生なのですがこれがまた面白く、
どう面白いかというと、英語での指導を一同聞き間違えたりしたら「No! No! No! No! No〜!」という風に、
某ペリーの日本開国要求のごとくツッコんでくるのです。しかし冗談抜きでコミカルで楽しく、ご自身で作曲されたという曲も入りやすく、
しかも国際的交流を深める物でした。会場内の全員、日本各地から集まった人々がすんなり一つになり、歌を歌っていました。
先ほどの講師紹介でもそうですが、講師陣はいたってユーモアに溢れ、親しみやすい人柄です。
というのも、音楽活動は根本的に娯楽であり、人を楽しませる事に基本があるのでしょう。
ですから権威にあぐらをかくのではなく、実力が高まれば高まるほど人間的な魅力に溢れるのではないでしょうか。
改めて合唱・音楽は素晴らしい世界だと思います。無論、そうでない場合もあるでしょうが。
さて、以下合唱話。
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このワークショップの進行は、複数の講師が同時に講義を行う中、参加者は好きな講義を受ければ良い、という形式です。
僕は男声合唱がどうしようもなく好きなので、男声合唱の講義を受けました。またこの講師の先生とは過去接点があり、
僕が学生指揮者だったときのジョイントコンサートの客演指揮者だったのです。練習をみていただいた際、
「近所の河に沈んでこい」と言われたのは記憶に新しゅうござます。
さてこれらの講義、前もって楽譜を入手しておいて自主練習をしてから来たのですが、
その曲がコンクール課題曲だったりして激ムズであり、正直歌える自信があんまり無かったのですがなんのその。
周りの参加者が上手すぎて、ほっといても正しい音が分かりました。
素晴らしい声の響きに、初めて合わせたとは思えないリズムの完全なシンクロ、
自然と導かれて調和する、至極のハーモニー!!
例えるなら、日本海の荒波のような存在感が部屋中に充満し、その重圧に心地良く押し潰される、とでも申しましょうか。
その充実感は何ともいえず、個人的にはどんな映画を観るよりも歌っているときの方が感動します。
そんな感覚が初っ端から! しかも指導によって更に完成度が増していく!
僕はコンクール課題曲なんて歌う機会は余り無いのですが、やっぱ素晴らしいです。
堅苦しいには堅苦しいしやたらと難曲なのですけど、だからこその完成度と緊張感。
一般の曲のように詩のストーリーによって感動をもたらすのではなく、
理屈ではなく直接響くその音楽。何やら、説得力がある、というのか。
勿論、課題曲だとかそうでない曲だとかの分類など存在しないので、ただの感想なのですが。
ときにこの講義、技術的なことより練習の流れや曲の重要なポイントについて主に述べられています。
指導する立場の人間にもとても参考になるのですが、一般の歌い手にも分かる内容です
(というより、一般に分かるような指導をしなければいけないわけですが)。
指導者クラスより一般団員が聴講しに来た方がいいのかも知れません。
こんな高純度な世界があるのか、と思うこと間違いなしです。
その後、各講義毎に講義の成果を披露するコンサートもありと、
非常に合唱を堪能できる時間でした。
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そして夜には交流会。当然この参加費も県連盟負担です、ステキ!
立食バイキング形式でのパーティだったのですが、
会場の隅に地酒コーナーがあるのを開始前から睨んでました。
しかし何時もの癖で県連盟の方々とお話をしに行きまくったため、
殆ど料理は食べれず終いでした。でも酒は飲みました。古酒きつ!
しかし何より驚いたのが途中挟まれたイベント。何と高知の県連盟の面々が、
ギリシャはアテネの格好をしつつ寸劇のような出し物を披露! オモロイわ!
割とご年配のお偉方が学芸会のような出し物をできるって、若々しいにも程がありますよ! 見習いたいトコロです。
ワークショップは明日もある、というか始まったばかりだというのに皆さん結構飲まれてました。
そんなこんなで交流会も終了し、一路ホテルへ。
選択肢の中から一番安いホテルを選んだのですが、県連盟のお偉方も同じホテルと聞いてびっくり。
いや、言っても立派なホテルでしたが。
個室に入って荷物を置き一段落。
思えば一人旅は大学受験時依頼なので部屋を色々散策する。広めのユニットバスに暗めの照明と、
基本的な作りの部屋です。そして何故かというか当然のようにテレビにはエロチャンネルがあります。
ビジネスホテルにあるからには、これもビジネスに使用されるのか? と推測してみたのですがいかがでしょうか。
しかし下手に触れて会計時にひとりだけ追加料金、という自体は激しく避けたいので触れない事に。
いや、皆揃って追加料金はもっと嫌ですが。
明日の楽譜の確認や、電車内での暇つぶし用に持ってきた小説などを読んで眠気が来るのを待つ。
修論研究用の資料も一応持ってきてましたが、全く触れませんでした。
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5月3日(月) 中日 |
朝6時半に起床してシャワーを浴び、優雅に朝食を取る。
爽やかな朝、と思いきや天は雨模様。中々上手くいかないものであります。
とはいえ、イベント自体は全て屋内で行われるので全く問題無いのですが。
今朝も今朝とてオープンシンギングから始まります。
今回も講師の先生が作られた曲で、
「高知、高知♪ 高知高知♪」 「土佐鶴!」
といった高知のお酒を盛り込んだラップ、というワケ分からないがとにかく楽しい、といったものでした。
そして今日も今日とて講義。今日は混声合唱のものを受けました。
受講者が前日の4倍は居るんですけど。男声合唱の人口の少なさが分かって涙がでます。
また混声は人が集まりすぎて練習会場を少し変更し、
和室で Ave Maria という味があるのかいや無かろうという感じになり、これはこれで涙が。
さて、また以下合唱話。
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講師のレベルが高ければ高いほど、講師間の方向性の差がはっきり現れるわけでして。
それが音楽の多様性を生み面白さを増すわけですが、
これが結構気の重い話であります。
なにせ、方向性が違うと、ウケる相手層がまるで違ってくるわけで。
若者に人気、とか壮年層に人気、とかあるワケです。
指導者として大成している方はこんなこと考えるかは分かりませんが、
少なくともこれからの者は自分の性質、技力、目指す方向を考えて
自分の在り方を決めねばならないわけで。
そんなことを考えながら宇宙戦艦ヤマトとスペランカーを足したような合唱曲を歌ってました。
しかし実力のある指導者陣でも、取り扱った曲が難曲過ぎる、あるいは数が多いなどで、結構しょっぱい演奏をしちゃったりするのをみると、
ワタクシも矮小な人間ですので駄目な意味で安心したりするのです。
しかし各上の相手だろうが悪いところは悪いと思えるというのは、客観的な視点が身についてきているということでしょうか。
そんな良いものでもないか。
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といったところで本日も終了。今日は夕食はでないので、例のサークルの後輩とカツオのタタキを食べに行きました。飲み屋に。
地酒、カツオ、寿司などなど。美味。
流石に晩御飯にしては高くつきましたが、旅行と祭りの時はお金はケチってはいけません、てのが我が持論。
その後、後輩と別れて高速バスのチケットを取りにバス会社を探しに旅に出ました。千鳥足で。
コンビニで地図を見てもよく分からなかったので駅へ。
既に21時過ぎにもかかわらず旅行案内センターが開いていたので聞いてみようと行ってみつつ。
なにやら前の人がホテルの手配で手間取っているっぽいので待ちつつ。
見知らぬ町並みを眺めながら、気付けば10分経過。この展開はひょっとして……。ややあって漸く終わったようなので聞いてみました。
「高速バスの予約はどこでできますか」
「もう閉まってます」
案の定即答、即終了。
小雨の中、捨てられた子猫のように歩いていると、ふとラーメン屋台が。
流石に飲み屋では腹いっぱい食べれなかったし、旅先ではこういう所には無謀だろうが何だろうが突っ込むべきだ!
という持論の元、突っ込む。ただし、ちゃんと他に客が居る事を確認してから。
入ると結構広いスペースに調理用具一式、冷蔵庫、テレビとか充実空間。お客さんも2人いて、
ちゃんとした屋台な感じ。とにもかくにもラーメンを頼む。早速準備にかかってくれるものの水が出ない。
2人のお客さんには水が出ているようだが、あれは焼酎なのだろうか。メニューには確かに焼酎の文字が。もはや間違いない!
と思っていたらラーメンと一緒に水も出してくれました。安心しつつ一口すする。うん、美味しい、と思う。
何の変哲も無いオーソドックスなラーメンでしたがその分癖が無くて食べやすく、敢えて言えばチャーシューが良い感じ。
しかしそんなラーメンの味より何より、誰一人として声を発しない雰囲気が気になって仕方ありませんでした。
音といえば、テレビから流れる何かのドラマの音、ラーメンをすする音、雨がテントを叩く音。
一日中喜びの音楽に包まれていた事が夢のよう! ちなみに店主、他のお客さん2人は見た感じ40代くらいの男の人。
僕の倍くらい生きてるわけですが、失礼ながらなんともはや……。
とか思っていたら隣のお客さんが口を開きました。救世主降臨か!
「ごっそさん。おいくら?」
「1050円です」
酒込みとはいえ高っ! と貧乏学生らしく話の流れと全く関係無いところに突っ込んでいる内に、
その企業戦士(勝手に想像)は雨の街に還っていきました。グッドラック!
更にふと残ったお客さんの前を見ていると、空のおでん皿が明らかに食べ終わっている事を示しているのに、
尚も居続けテレビドラマを観ているではありませんか! それはあれですか、家に帰ってもテレビを観る居場所すら無いというか、
残業があっても家に早く帰らなくて済むからむしろ可とか、
お小遣いも少ないからラーメンじゃなくておでんだとか、
そんなことをゴールデンなウィークにやってるとかそういう事ですか!
しょっぱいラーメンをすすりつつ、本来の旅の目的とは全く違うところで人生学んだところで2日目終了!
とかホームページに書こうとか考えていたら、僕が店を出ようとした直前に店主とそのお客さんがドラマについて感想を言い合って笑ってました。
そのまま代金を払いテントから出ると、何時の間にか雨は止んでいる。
「明日は晴れるといいな」
と思いつつホテルに向かいましたとさ。
一応言っておきますが、他人の人生を横からどうこう言うなどとおこがましい事はするつもりが無く、
ただの邪推というかネタですのであしからず。というよりも、屋台仲間とか作ってみたいです。
また、渋く酒が飲めるような人物になりたいです。今のままでは到底無理ですが。
ときに、ホテルに帰ってエロチャンネルに関する説明を良く読んでみると(良く読むなよ)、2階の自動販売機で売っている
プリペイドカードを使えば観れるようです。良く考えられてますね〜。
とはいえ、2階で知り合いと鉢合わせは新たなドラマを生みそうですし、そのまま寝ました。
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5月4日(月) 最終日 |
昨日同様、朝6時半に起床、シャワー。旅行中って睡眠時間多少短くでも動けますよね。
朝食では県連盟の理事長とマンツーマンで同席し、僕の今後の人生について語り合う、
というプチイベントなのかヘヴィイベントなのかよく分からない時間を過ごした後に会場へ。
オープンシンギングもこなし、本日は最終日ということもあって全参加者が同時にひとつの舞台に上がります。
以下合唱話ですか、少し真面目に。
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合唱は何も考えずに楽しむだけではなく、真摯に味わうものでもあります。それは歌詞があるから。
勿論歌詞の無い交響楽なども作品が生まれた背景などから考えさせられる部分は多大にありますが、
それでも直接意味を持った歌詞を謳いあげることの方が、人間にとっては分かりやすい。
本日歌ったのは黒人霊歌を3曲。以下はその内1曲の歌詞の僕なりの和訳です。
All My Trials 私の試練
もし神と人とのきずなを金で買えるのなら、金持ちは生き、貧乏人は死ぬだろう。
主よ、全ての私の試練はもうすぐ終わります。
兄弟よ、もう遅い。だが嘆いてはいけない。
小さき赤子よ、静かに。死ぬために生まれたと、泣いてはいけない。
主よ、全ての私の試練はもうすぐ終わります。
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『死ぬために生まれたのではない』と、もはや死ぬしかない黒人奴隷達は歌ったのです。
その曲は決して鬱蒼としたものではなく、崇高なほど美しく、時に陽気で、また力強い。
人間頭で分かったと思ったことでも、実際表に出す事は難しい。
だから一つの方法として、歌という形を取って表現してみることも大事だったりするのではないでしょうか。
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そういった黒人霊歌を白人が指揮して歌うといった摩訶不思議を思いつつ、レッツシンギング!
反感を持つ人も居るでしょうが、これはこれで素晴らしい事だと思います。
黒人と白人が同じ事を音楽を通じて感じる事が出来るのですから。
約200人の歌声はやはり圧巻でした。
そして閉会式。やたらと沢山プレゼントのある抽選会を経て、最後も大合唱。
最後は隣の人と肩を組んで歌ったのですが、若い男はやはりレアなのでおば様方の真っ只中に招かれたりしましたが楽しかったです。
閉会宣言後の会場全員でのスタンディングオベーション(会場総立ちでの拍手)はぐっとくるものがありました。
と、閉会後外から歌声がすると思ったら、なんと女子中学生のストーム(ロビーコール、つまり外でお客の目の前での演奏)が。
いやぁ女学生はいいですなぁとか思いつつ。実際、あの年代のコ達って物凄く良い顔して歌うんですね。
まさにそのために生きているっ、みたいに。羨ましいなぁと思って眺めて終わったら終わりなので、ワタクシもあのように、
むしろ混ざって歌いたいところであります。いやマジメな話ね。
そんなこんなでイベントは、何かを得た感触を確かに残つつし無事終了。
時は15時前でしたが雨もパラパラ、イベントが終われば疲れも急に出てくるとあって、
速攻帰ることに。何となくひとりで観光する気にもならないですし。
バスの時刻を調べ、かなり後のバスに乗るという後輩と別れてチケットを買いに。
凄い混雑しているバスターミナルで当日のバスの空席情報を訪ねる。
「もうありません」
すわ、G.W. を甘くみていたか! 高速バスに乗って半分以上席が埋まっていた事なんて知る限り無かったのに。
帰りも JR鈍行ですかそうですか、とそれはそれで面白くてイイと思いつつも、
一応 JRみどりの窓口にも行ってバスの空席が無いか調べる。
ありました。
もっと言えば、乗車率は30%くらいでした。いいのか両〇バス! そりゃ株価も下がるよ!
多分ターミナルは予め確保した分しか売れないのでしょうが、にしても見通し甘すぎ、
つか明らかに得られるべき利潤を逃しているだろ! 仮にもそういうチケット予約システムの構築とかも勉強してる身ゆえ、
実社会が如何に結構いい加減に動いているかが分かります。
とか考えながらも発車時刻はチケット購入時刻の20分後、烈火のごとくお土産を買いあさりました。
お世話になっている人が多いのでその量も半端ではなく、交通費で浮かせたお金がパアです。
ちなみにお土産くれなかったといって怒らないでね。個人当てには全く買ってないや。
バスに駆け込んだのも発車3分前。最後の最後まで慌しいこと甚だしいです。流石は僕。ほんわかはどうした。
ときに、バスで高知の観光名所を通りすがったので写真を撮ってみました。反対車線のバスの窓越しに見える紅いのが
『はりまや橋』です。『はりやま橋』だったかな? まぁそんな感じ。
観光らしい観光はこれくらいですが、ワタクシ旅自体を楽しんだのでよろしゅうございます。えぇ、強がりなどではなく。
なにはともあれ、楽しいイベントでした。機会があるなら是非多くの人に参加して欲しいものです。
素人でも何とかなると思います。
僕自身、また何時か行ってみたいですね。そのときの仕事などと相談しながら!
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