混声合唱組曲『冬蛙に寄せて』 V.あなたの心 |
わたしの思いを歌に乗せて
あなたの心に届けましょう わたしはふと思い出す あなたと巡った場所を それらはありふれた場所で けれどもかけがえのない 朝少し早く起きて 学校の前に寄り道をしたり 空が青く広がる日は 草の上で寝転がったり これまでが幸せだったから これからも幸せなはず ただわたしは知りたい ほんのすぐそばのことを 丘の先より森の奥より 雲の上より山の陰より 何よりあなたの心を わたしの心の思いを あなたは知っていますか? 素晴らしいこの世界を あなたがより素晴らしく変える わたしもあなたの世界を 素晴らしいものに変えたい この思いあなたに届け 月の下なら届くでしょうか いつもの朝なら届くでしょうか わたしの思いを歌に乗せて あなたの心に届けましょう |
新しいものが好きなので、色々な所を巡って
様々なものを知りたいと思っています。
でもその実、本当に知りたいことは
ほんのすぐ近くのことだったりしますよね。
しかも分かってるような分からないような、
そんなどうしようもない感じの。
そんな中でできることは、 いつ『分かるとき』が来てもいいように いつも見ていること、 いつでも伝えられるように いつも歌っていること。 |